警備員の服装(1)
警備員にとって、会社からうるさく言われる事の第1位は何だと思いますか?
ズバリ、服装です。
警備員は見た目が重要です!(顔ではありませんよ?汗)
「服装・・・?!」と思われる人も多いでしょうが、実は仕事以上にチェックされるのがコレなのです。
つまり、人は見た目から、という言葉を地でいくようなものです。
それでも、髪色やピアスは比較的、自由にさせてくれます。
その点は他の会社より、ゆるいかもしれません(笑)
制服は各自、徹底管理!
脱いだ上着を置き忘れるなど、もってのほかです!!
警備員の制服は警察の制服と類似しているため、盗まれて犯罪に利用でもされようものなら・・・考えただけでも恐ろしい・・・大変なことになります(笑)
まして、自分らしさをアピールするようなアレンジは厳禁です。
制服は、きちんとあらかじめ届け出がされているものなので、決められた色と形を維持する必要があるのです。
どんなに綺麗な服装でも、現場に行けば、泥や水で汚れることも多いです。
まして天気に左右されますから、雨風にさらされて汚れることもしばしばです。
それでも、シャツもズボンも毎日クリーニングし、誘導に使う旗や誘導灯も汚れたら布で拭きなさい、と教えられます。
どうせ汚れるからと、どっちが作業員か分からないような恰好をしていては、いけないのです!
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警備員の服装(2)
警備員が服装に気を使い、常に折り目の着いた、ビシッとした制服を着るように躾けられるのは、作業員と差を付けるためではありません(大汗)
しかし、警備員は作業員ではありません。
作業をする人は、汚れるのが仕事、それを気にしていたら仕事になりませんから、それは仕方のないことです。
本当に大変な仕事だと思います・・・!
私たち警備員は、住民や車の運転手、つまりお客様と接するサービス業です。
お客様にご協力をお願いする立場です!
もし、自分が逆の立場であったら、汚い服装の警備員に協力を依頼されて、従う気になるでしょうか?
横柄な態度で命令されて、不快な気分にはならないでしょうか?
警備員とは、お客様と対面し、工事現場の作業をする人の代わりに、工事に対する住民の協力を依頼する立場の人間です。
- 適切な言葉と態度、素早い対応は出来ているか?
- 警笛やモールは、すぐに取り出せるように準備されているか?
- 白い手袋はキチンと装備されているか?
- 腕章は適切な位置に装着されているか?
- 身分証明書やペンは、きちんと携帯出来ているか?
- ヘルメットは曲がっていないか?
など、現場に上司が抜き打ちでチェックしに来ることも、しばしばです。
きちんと着こなしていれば問題はないのですが・・・気を抜けません(苦笑)
ちなみに、白い手袋を装着するのは、格好良いからではありません!
合図を出す際、手袋を装着していなければ動きが見えません。
警備員の服装には、1つ1つ意味があることを心得ましょう。
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