警備員とは(1)

警備員」・・・正式には「交通誘導警備員」と言います。

警備の仕事も色々ですが、私が主に、ここでまとめたテーマは、道路の交通整理を行う警備員、つまり「交通誘導警備員」です。

道路を借用して交通整理を行い、工事中の場所の安全、作業員の安全、通り抜ける第三者や、そこに住む住民の安全を守るのが仕事。

現場の仕事と混同し、現場の仕事を手伝うことは、基本、禁止です!

そして、警備会社は「警備員」を派遣する会社です。

基本的には、定期的な顔出しはしなければならないもののほとんどが「直行・直帰」です。
※ちなみに、現場に着いたことを「上番」、現場から帰ることを「下番」と言います。

基本的には毎朝、会社に顔を出し、そこから現場に向かうスタイルではなく、特別なことが無い限り、現場に直接向かうスタイルが一般的です。
(会社にもよるとは思いますが。)

そのため、複数の人数が必要な現場では、現地で同社の警備員と合流します。

その際、滅多に会社に行かないのと、入れ替わりが激しいせいで、その時、初めて顔を合わせる隊員も多いです(笑)

ちなみに、第三者から見る警備員のイメージは、概ね、あまり良くはありません(汗)

急いでいるときの運転中、道路で止められる、というのが皆さんの不満要素のようで・・・(汗)

お急ぎのところ車を止めることに関しては、こちらも充分、申し訳ないと思います。しかし、こちらも仕事ですので、理解していただけると助かります」という気持ちで、深く礼・・・。

それでも怒鳴られることや、車でギリギリまで幅寄せされるのは日常茶飯事。

中には、女性警備員でも空き缶や、雑誌を投げられる隊員もいるそうです(汗)

さすがに私は、そこまではない・・・(怖っ)

運転手のあまりのマナーの悪さに、やや人間不信にはなるのは否めません(泣)

スポンサードリンク

警備員とは(2)

ご存知の方も多いと思いますが、警備員はあくまで民間の警備会社からの派遣です。

そのため、警察のような権限はありません。

警備員が出した合図に、従うも従わないも、基本的には個人の自由です。

ただし、無理な行為に及んで事故を起こしても、こちらに過失はありません。

100%とは言えませんが、ほぼ、警備会社では責任を負えませんので、強行突破するなら、それなりの覚悟が必要です(汗)

かと言って、警備員が横柄な態度をとることは、もちろんいけませんので、警備員はどんな無茶な言いがかり・・・いえ、ご意見を頂いても、丁重に接しなければなりません。

本当に色々あって、大変な仕事です。
つくづく・・・(苦笑)

ちなみに、1度、警備員の仕事に就いたら最後、他の仕事には就けません・・・。
とは大げさですが(笑)

そのような人は、実際多いです。

と言うのも、警備員は基本、1人仕事です。

何人かで組んで仕事をすることはあっても、毎日、1日中、ずっと側にいることはありませんから、気分的には「気楽な1人仕事」なのです。

それを経験して、普通の仕事に就くとなれば、まず人に慣れなければなりません。

警備員をしてから普通の仕事に就いて、結局、また戻って来るのは、その辺が1番の理由です。

「人に疲れる」と、戻って来る大半の人が口を揃えて言います。
私も含めて(苦笑)

キツイ仕事なのに辞められないのは、そこにあるといっても過言ではありません。
警備員とは、独特な職種なのです・・・。

スポンサードリンク

警備員について

警備員になるために

警備業の知識

警備員の用具

警備員の仕事

このページの先頭へ