停止の合図(1)

ここでは、基本となる「停止の合図」の方法を学びます。

あくまで基本なので、状況によっては変化しますが、まずは基本を押さえてください。

誘導の際、最も気を張り、危険を伴う合図なので、しっかりと覚えてください。

誘導灯で走行中の車を停止させる場合、まずは向かってくる車に、「起立」の型で正面から真っ直ぐに向き合います。
この時、車から見える視点は「」です。

※自分から見て、誘導灯を横にした場合も「」になります。  誘導灯を縦にした場合、車から見える合図は「」になります!
 これでは合図が伝わりにくいので注意が必要です。

旗の場合は、拡げた状態が「」になります。

旗の合図の場合は、拡げた状態の「」で見せるようにしなければ意味がありません。

合図を出さない時は畳んだ状態を維持しなければなりません!
旗を巻き畳むときも、車に「」を向けないように気を付けてください。

※自分では合図を出したつもりがなくても、旗の「」を見ただけで急ブレーキをかける車もいるので要注意です(汗)

停止の合図(2)

誘導灯は基本、右手で持ち、その手を前に振り出します。

誘導灯のなるべく下方を持ち、上げる手は高く真っ直ぐ、腕を耳に付けるようなイメージで手を上げてください。

高く手を上げるほど遠くから見える確率も高まりますし、姿も綺麗に見えます。

どうせ見られるなら、綺麗な姿勢で、恰好よくみられた方がいいですよね?(笑)
人差し指を立てて添えると、より真っ直ぐに手を上げることが出来ます。

■車に注意を促す意味で、自分の頭を起点として斜め右に、ゆっくりと移動します。
元の位置に戻り、それを数回、繰り返します。
※あまりにも止まる気配がない場合は、「警笛」を使用する場合もあります。

■車が近づいて、こちらの合図に気付いたのを確認したら、頭の上で誘導灯を真っ直ぐ横に角度を変えます。

■肘は伸ばしたまま、自分の目の高さまで誘導灯を下ろします。
 まだ車から目を離しては、いけません!

■確実に車が止まったら「ご協力、ありがとうございます」という気持ちで、静かに礼をします。

■手はそのままの型で体の向きを変え、左を向きます。

■相方の方を注視しながら、発進の合図を待ちます。

スポンサードリンク

警備員について

警備員になるために

警備業の知識

警備員の用具

警備員の仕事

このページの先頭へ