警備員の業務種別
警備員の業務種別には、大きく分けて4つのカテゴリに分けられます。
1号業務・・・施設警備
病院や学校、スーパーなどの施設内の見回り、不審者や不審物の発見が主な業務になります。
外の天気に左右されないので、その点は楽かもしれません。
ただし不審者を発見した場合、当然、立場上、見過ごすことは出来ませんから、率先して不審者確保にあたらなければなりません。
そういう意味では、怪我をする率も高く、ある程度の護身術も習得しておかなければ、自分の身を危険に晒すことになります。
日頃から体力を付ける努力や、武道の心得を取得するなど、鍛錬を怠らないことが重要で す。
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2号業務・・・雑踏警備
施設警備と勘違いされることも多いですが、屋内を担当する「施設警備」と違い、「雑踏警備」は、同じ敷地内でも、屋外担当です。
お祭りやスーパーのオープニング、各種イベントなどで、駐車場の車の誘導と歩行者の誘導が主な仕事になります。
ときには、芸能人のコンサートにも行くことがありますが、当然のことながら、芸能人とお話しできる機会には恵まれません(笑)
この業務は、道路を整理する現場業務とは、また違った心構えが必要です。
お店に派遣される「オープニング警備」は、お店に来たお客様にご案内をしたり、歩行者の誘導に携わるため、お客様と直接お話しすることが多いです。
そして、お店に来たお客様には、警備員も「お店の人」という見方をされます。
そのため、あまりにも不愛想だったり、お客様に対する応対が出来ていないと、お店からクレームが入る場合があります。
「オープニング警備」に向いている、派遣されやすい警備員は、物腰の柔らかい人、背筋が伸びた姿勢の良い人、笑顔がよく出る人、が好まれるようです。
※女性がいる会社では、断トツで女性が当てられます。
個人的に私は、現場の方が好きです・・・(汗)
道路で車を相手にしている時とは違い、気疲れの方が大きい部類です。
ちなみに、工事現場の交通誘導を行う警備員、まさに、このサイトのテーマに挙がっている「交通誘導警備員」も、この2号業務に該当します。
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3号業務・・・運搬警備
貴金属や現金などを運搬する業務になります。
よく道路を走っているのを見かけますが「現金輸送車」を運転する警備員が、この業務にあたります。
施設内のコンピューター・機械管理なども、業務内容の1つです。
警備業の中でも危険度は極めて高く、実際、任務に就いているさなかに暴漢に襲われ、命を落としている警備員も少なくはありません・・・。
まさに命がけの業務です!
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4号業務・・・身辺警備
3号業務の「運搬警備」より危険なのが「身辺警備」です。
要人の身辺警護を専門に請け負う業務で、危険度はMAX!!
それこそ、いつ命を落としてもおかしくないレベルです。
体を張って他人の命を守るのですから、誰にでも出来る仕事ではありません・・・。
常に身体を鍛え、万全に備えなければならないのはもちろん、覚えなければならない知識も相当量ですし、何より強い信念がなければ務まらない仕事です。
本当に大変な仕事だと思います・・・。
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